基本的情報 日本語診療能力調査 0804
総論
以下の4つの能力を調査することが目的である。
必要得点
各項目で60%以上の得点が必要。ただし、1つでも0点があると不合格となる。
調査項目
- 聞く
- 話す
- 読み取る
- 診察する
構成
日本語診療能力調査のテストは以下の2つから成り立つ。
医療面接 11分 2回。
身体診察 10分 1回。
合計32分である。
場所と人員配置
3つの部屋(ステーションという)から成り立つ。

部屋には、医師(採点者)2人、模擬患者1人、タイムキーパー1人がいる。

ビデオカメラがあり、録画される。
当日は、受験生3人が1組となり、ステーションを順番に回る。受験生がどれから始めるかは運次第である。
各論
医療面接
11分。2回する。
部屋には、机があり、①主訴・バイタル②カルテ③メモ用紙が置いてある。
00:00 主訴・バイタルの紙を音読させられる。
難しい漢字があるが読めるようにしておく。
バイタル単位も日本語で言えるようにしておく。
紙には、年齢・性別・主訴・バイタルサインが書いてある。
00:30 問診開始
メモ用紙に書いていく。
- あいさつ 患者に対してする。
- 現病歴
- 部位
- 性状
- 性質
- 程度
- 経過
- 発症状況
- 因子
- 随伴病状
- ※以上は主訴と関係があることを聞くようにする。
- 下痢、便秘などの有無、恒常性疾患の状態も聞くとよい。
- 既往歴
- アレルギーなど
- 内服薬
- 生活歴
- 家族歴 ※家族構成はこの項目ではないので、ここに書かないこと。
04:30 医師に所見を聞く
- ここでは、身体診察をしない。
- 心音、X線所見などをきく。「なし」の場合は、「異常なし」とカルテに書く。
- 身体所見のみ聞ける。検査所見は聞けない。
- 尋ねないと答えてくれない。
06:00 カルテ記載を始める。
- 白紙なので、SOAP方式で書く。
- 略語は避けること。
- 年齢
- 性別
- 来院理由
- 主訴
- 現病歴
- 既往歴
- 内服薬
- 生活歴 例:父と二人暮らし。犬を飼っている。
- 家族歴 例:父が胃がんである。
- 身体所見
- 検査所見
10:00 タイムキーパーが「あと、1分」という。
11:00 終了
身体診察
00:00 スタート 主訴と現病歴を黙読。
医師国家試験の短めの文章に相当する。
01:00 主訴と現病歴を音読。
03:00 患者に具体的な説明をする。
04:00 身体所見を取る
聴診の時は、所見を書いたボードを医師役の人が見せてくれる。
メモする。
05:00 タイムキーパーが時間をアナウンスしてくれる。
06:00 カルテ記載を始める。
カルテには項目が書いていない。
病名、鑑別診断も書く。日本語で書けるようにしておく。
09:00 あと1分とアナウンスがある。
10:00 終了
